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耐震金物の役割のご紹介
こんにちは。
アルファホーム刈谷の市川です。
今回は耐震金物の役割についてご紹介していこうと思います。
まず耐震金物とは地震の揺れによる接合部のゆるみや抜けを防いで耐震性を向上するために使用する金物のことを指します。
耐震金物によって建物の耐震性の向上・安全な住環境の確保が得られます。
代表的な金物の役割をご紹介します。
筋交い金物の役割
筋交い金物は筋交いの接合部を強化するために用いる金物です。
筋交いを入れることで耐力壁などの変形を防止し建物と耐震性を向上させます。
ホールダウン金物の役割
ホールダウン金物は柱と基礎を強く固定するために用いる金物です。
壁を強くすると、柱脚の引き抜き力が増します。
そのため、柱脚部分も同時に補強しないと、本来の壁の性能を発揮できないまま、柱脚部から倒壊の可能性が高くなってしまうのでホールダウン金物を取り付けることで本来の性能を発揮するために必要な金物になります。
アンカーボルトの役割
アンカーボルトは建物(土台)と基礎との緊結させるために用いる金物です。
アンカーボルトは地震や風圧などで建物の構造躯体が基礎から外れたり、持ち上がったりすることがないようにその土台と基礎をしっかり固定する役割を持っています。
写真に写っている長いボルトがホールダウン金物、短いボルトがアンカーボルトです。
以上で代表的な金物の役割につてのご紹介でした。
金物一つ一つに役割があることを知れば家を建てるときに役立つと思うので気になった方はぜひ金物について調べていただけると新しい発見があるかもしれません!!