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新築工事 工程について
こんにちは、阿部田です。
今回は新築戸建てが出来上がるまでの大まかな作業、工期日程についてお話させていただきます。
①基礎工事
まず初めに、建物の土台となる基礎工事です。
主に、建物全体の加重を地面に伝える役割を担います。
基礎工事の施工期間は約三週間かかります。基礎の種類として大きく、べた基礎、布基礎、独立基礎の3種類がありアルファホームの基礎はべた基礎になっております。
べた基礎は
①建物の重さを地面全体に分散させる
②地中からの白アリ侵入を防ぐ
③地面からの湿気を防ぐ
といったメリットがあります。
②土台敷き工事
土台敷き工事とは基礎の立ち上がりに土台(桧などの丈夫で太い木材)、大引、根太を設置し1階床の骨組みを作る作業です。土台工事の施工期間は2日程度になります。
土台は基礎の上に直接設置するのではなく、間に基礎パッキンという部材を挟み込みます。
基礎パッキンは基礎からの湿気を土台に浸透させるのを防いでくれます。
③上棟
上棟とは、柱や梁など建物の骨組みとなる躯体をくみ上げる作業のことを言います。施工期間としては1日になります。一日でここまで進むのかと言うほどに建物の全貌が出来上がっていきます。
④屋根工事
上棟が終わった段階で屋根工事に入っていきます。野地板の上にアスファルトルーフィング(防水シート)を貼り雨水の侵入を防ぎます。
そして仕上げ材(ガルバリウム鋼板、カラーベストなど)で仕上げていきます。
⑤造作工事
上棟終了後、中の造作工事(壁を作ったり、床を貼ったり、サッシを取り付けたりなど)が進んでいきます。
最初にサッシの取付を行っていきます。次に床(フローリング)を貼っていき、外周部の壁に断熱材と言われる熱の伝達を遮るための資材を壁に詰めていきます。断熱材を詰め終わった後は内装の壁となるプラスターボードを伏せていき建具の枠を取り付けていきます。壁が立ちあがった後は天井を組んでいき断熱材を入れ込みボードで伏せていきます。最後に階段や枕棚を取り付けていきます。
工期日程的には1ヵ月から1ヵ月半程掛かります。
⑥外壁
造作工事と同時進行で外壁工事を進めていきます。
まず初めに、雨漏りや結露から建物を保護する防水シートを貼っていきます(ガルバリウムの場合は、ボードを貼ってから防水シートを貼ります)。その後、仕上げ材を止める胴縁を取り付け、その上に仕上げ材(ガルバリウム、サイディングなど)を取り付けていきます。
工期日程は約3週間程度になってきます。
⑦クロス工事
造作工事が終わった後は、クロス工事を進めていきます。
クロス工事は最初、造作工事で貼ったプラスターボードのビス穴やボードのつなぎ目をパテと言われる下地の凹凸を埋める材料で埋めていきます。その後、仕上げ材となるクロスを貼っていきます。
工期日程としては1週間ほどになります。
⑧タイル工事
クロス工事の終わりのタイミングで玄関やタイルデッキ、内装のタイルを貼っていきます。モルタルで下地を創った後、貼付けモルタルを下地に塗る付け湯あkタイルを張っていきます。
工期日程は1週間弱になります。
⑨キッチン工事
キッチン工事は事前に制作したキッチン部材を現場で組み立て、機器のの接続取付を行っていきます。
⑩電気設備工事
電気工事は上棟が終わった段階で、先に配線、電気ボックスを取り付けておきます。クロスが貼り終わった後、最後の仕上げとしてダウンライトやコンセントカバー、分電盤などを取り付けていきます。
⑪給排水工事
給排水工事は基礎の段階で配管を通しておきます。上棟後、床の中で配管の接続などを進めていきます。最後の仕上げとしてトイレの取付や水栓の設置、お風呂の接続などを行っていきます。
⑫外構工事
外構工事とはエクステリアなどの建物とその周辺の環境を整える工事のことを言います。土間打ち、フェンス取付、ウッドデッキ、門柱、ルーバースクリーンなど様々なものを取り付けられます。工期日程としては約1週間から3週間程度かかってきます。
大まかに新築工事について説明をさせていただきましたが、工事期間として3か月半から4か月ほどが完成の目安になってきます。